賭けるものがない

今を賭けて未来が得られれば過去はいらない。

12日目

今夜は結婚式の出し物の打合せ。

出し物といつても句を選ぶだけだが。

短冊の書き方や展示方法をチェック。

それよりもご祝儀をどこかで都合しなければ。

こんなときは一発ボートでもやりてえなあ。

 

所持金1200円也。

10-11日

出張で関西方面へ。

新幹線が浜名湖を通過するときに、体を窓際へ乗り出してしまうた。

こんないい天気の日にボートができないなんて。

大阪の路線を調べると尼崎と住之江がある。

旅打ちしてへなあ。

 

酒飲んでゐるうちにいろいろと忘れる。

 

9日目

9並び。

ちよつと前ならパチンコにでも行きたくなる日付だ。

 

 

8日目

すつかり生活からボートが消えた。

あいかはらずモーニングレースのスタ展時間に目が覚めるが

レースも見てゐない。

あたためなほした味噌汁を啜りながら今まではなんだつたのか不思議な気持ちでゐる。

 

七日目

あつといふ間に一週間。

城の売り上げやら原稿料やらぽつぽつ収入があつて最低限の生活は維持してゐる。

顔が穏やかになつてきた。

 

 

気がする。

六日目

もうそろそろ一週間。

特別な発作もなく淡々と過ごしてゐる。

やらなければ負けない、負けなければやりたくならないといふことか。

 

五日目

月曜日。

あちこちの駅前でパチンコの新台入替の知らせが目に入る。

ふと、仕事帰りに寄ろうかとスペックを調べてしまつた。

よほど気をつけないと世の中はギャンブルの誘惑にあふれてゐる。

さういへば、小笠原君が初勝利だつたので久しぶりに買つたスポーツ新聞も

三分の一はギャンブルのニュースである。